特別ワークショップ「フランス語を楽しもう!」参加者のメッセージ1

 仏文専攻では、2021年度前期に、特別ワークショップ「フランス語を楽しもう!」を開催しました。

 参加者は、仏文専攻の学生3名と少なめ。でも結果的に、濃密なワークショップとなりました。

 参加してくれた皆さんのメッセージを、少しずつ紹介していきます!


     ***


 今回ワークショップに参加し、自分の身になる、非常に良い経験となりました。

 最初にワークショップの参加者募集を見たとき、私はとてもうれしかったことを覚えています。大学に入学してからというもの、フランス語で対話する機会、クラスメイトと合う機会が非常に限られており、ほぼない、と言っても過言ではありませんでした。それは私にとって非常に辛く、勉強のモチベーションを保つことも難しく感じていました。

 ワークショップでやっと、私の望んでいた機会が与えられたと思い、意気込んで参加をしました。しかし、驚くほどに参加者は少なく、私を含めた三人でした。そのことに寂しさと不安がありました。先生方もそうだったと思います。

 話を聞く中で、先生方が時間を費やして私たちのために企画し、考えてくださったことが伝わってきました。私たちに真摯に向き合い、サポートをしてくださった先生方には、とても感謝しています。有難うございました。

 参加者が少なかったことは、ショックでしたが、私以外の二人も、学びに対して同じ思い、志を持っており、そのような仲間に出会えたことで、このワークショップに参加した意味が大いにあった、と思います。

 自分たちで今まで学んできたフランス語を活かしながら、シナリオを考え、一つのストーリーを作ることができ、非常にうれしく感じました。先生方から直接、添削していただき、正しい表現を学ぶこともできました。私はフランス語を話すことが好きなので、何より仲間とフランス語で会話することができたことが、うれしかったです。

 動画撮影中は、ビデオを持った時の独特な緊張感で、セリフが飛んでしまったり、笑いがこみ上げてきてしまう瞬間が、何度かありましたが、後からビデオを見たときに、三人の和気あいあいとした様子が映っており、自分が思ってた以上に楽しんでいたことに、気づかされました。誰かが失敗してしまったとしても、決して責めず、支えあいながら、終始良い雰囲気でできたことが、とても良かったと思います。

 一番苦戦したのは、セリフを覚えることです。セリフを、通しでワンテイクで撮影することは難しかったため、細かく区切りながら、撮影を行いました。文構造や単語の意味が、頭の中に染み込んでいれば、それほど覚えることも、苦労しなかったのではないか、と思います。イントネーションや文の区切りについても、同じことが言えます。上達のために、より時間をかけて勉強したい、と感じました。

 このワークショップでの経験を通して、やはり、フランス語は楽しい、もっと学びたい、と思いました。私は、初対面同士のフランス語会話を想定したシナリオを作成したため、実際に初対面の場面で、今回の会話を応用したい、と思います。

 最後に、一つの案として、フランスの文化を体験でき、楽しく学ぶことができるワークショップがあれば良いな、と思いました。今のこの状況がいつまで続くのかわかりませんが、旅行が難しい今、フランスの地域ごとの特性や観光地などを調べてまとめ、それを発表しあうことで、まるで旅行しているような気分になれたら楽しそうだ、と思いました。


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