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5月, 2023の投稿を表示しています

田口ゼミ:グループで翻訳案を作成

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 田口卓臣教員のゼミでは、ミュージック・ヴィデオ(ガエル・ファイユの歌)や、短篇小説(作者は、まだゼミ生には秘密)の分析を始めています。 特に盛り上がったのは、グループごとに日本語訳の案をつくる作業。 他のグループが作った案を掲示板で共有し、どの訳文が優れているかを比較。 発表者をトランプで決めると、さらに盛り上がります。 予習の分量は少しずつ負荷が増していますが、みなさん、きちんと準備してきて素晴らしいです! ★これまでのゼミの流れは以下の通りです。 田口ゼミ:グループで映画を分析 (chuo-bun-futsubun-gobun.blogspot.com) 田口ゼミ:初回授業はワールドカフェで (chuo-bun-futsubun-gobun.blogspot.com)

前之園ゼミ:「文学研究」の研究①

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 こんにちは、前之園です。 私のYouTubeチャンネル では、ゼミ生向けに「『文学研究』の研究」という動画シリーズを公開しています。  第一本目の動画では、「文学作品」・「文学研究」・「『文』の学問」を区別して考えましょう、という提案をしています。この三つはどれも「文学」という言葉で表されてしまうために、誤解や分かりにくさが生じてしまうからです。  お時間がありましたら是非ご笑覧ください。

仏文基礎演習:練習問題の答え合わせ

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仏文基礎演習(1年次、初級文法)は、基本文型の勉強を終えました。 今年度の1年生は元気がよく、授業中に質問がぽんぽんと出てきます。 朝は眠くなりがちですから、どんどん質問して、自分で目を覚ますのは良いことだと思います。 写真は、皆さんが練習問題の答えを書きに来ているところ。壁に直接書けるのは、この教室の面白い点です。

前之園ゼミ:グループ発表!

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 学術論文を読みこむ練習として、フランス文学に関係のある論文をチームでリサーチして、分析・発表してもらいました。みんなおもしろい論文をみつけてくるなあと感心しつつ、勉強させてもらいました。  準備期間が短かったにもかかわらず、どのチームの発表も充実した立派なものでした。発表の様子をぜひご覧ください。 Aチーム発表 Bチーム発表 Cチーム発表 Dチーム発表 Eチーム発表 Fチーム発表

田口授業:フランス文学史

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 2023年度より、「フランス文学史」(選択必修)は、田口卓臣教員が担当しています。  毎回、フランス文学・思想の「古典」を読む意義について念頭に置きながら、講義を進めています。  授業中、折に触れて、作家たちの引用文についてどう感じたかを、皆さんに質問していきます。ワイヤレスマイクを向けられるのは、苦手な人もいるかもしれません…  それでも皆さん、きちんと考えを述べてくれます。  写真は、授業コメントを記入している最中。

前之園ゼミ:こんなレポートが読みたい

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 こんにちは、前之園です。今年の前之園ゼミはアンドレ・ブルトンの『ナジャ』(1928)という作品を中心テーマとして取り上げています。  ゼミ生にはとりあえず作品を通読してもらって、最初に感じた違和感を文章にしてもらいました。そしてワールドカフェを利用してその違和感を共有しつつ、「自分以外のゼミ生の書いたレポートが読んでみたい」と思うレポート課題を考えてもらいました。  「自分で書きたい課題」ではないのがポイントです。自分以外の誰かが書くのであれば「書けそうかな? 難しいかな?」といった心配をせずに、客観的に『ナジャ』に含まれる問題について考えることができます。  ちなみに手前のパソコンでは、リモート参加でディスカッションをしているゼミ生がしゃべっていました。『ナジャ』はまだまだ謎だらけです。

田口ゼミ:グループで映画を分析

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 2023年度の田口卓臣教員のゼミでは、第2回~第4回の授業まで、フランスの古典映画を取り上げています(ジャック・タチの短篇映画+ルネ・クレール監督の長篇映画)。  どちらの作品に関しても、身体の動き、顔や姿勢、身体を取り巻く環境や立場の違いなど、ゼミ生の分析が、細かいポイントまで進行中。  毎回、ワールドカフェを取り入れながら、別のグループで行われた考察も視野に入れつつ、短いシーンを多面的に分析していきます。ワークシートにもどんどん書き込みが進みます。  以下は、ルネ・クレール監督の映画に出てくるワン・シーンのセリフーーこれが、ある場所の標語にそっくりだと見抜く人が続出したのは、さすがでした! ★こちらも参考にしてください。 田口ゼミ:初回授業はワールドカフェで

フランス詩:とかげとメッセージ

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 こんにちは、前之園です。  今期の授業で取り上げる詩人はシュルレアリスム運動の中心人物アンドレ・ブルトン!   最初は「自動記述」とよばれる詩法を操り、やがて詩的イメージで物質世界の上書きを行うようになる詩人です。  予備知識なしで読むとまあ難解ですが、読み方のコツを理解すると、暗号文として楽しめる非常におもしろい詩を書きます。  今回は、ほんの5分だけですが、授業の一部をご紹介します。雰囲気が伝わるといいのですが。  1週目が詩の文法解説の時間、2週目は履修生中心のグループワークの時間です。  今回はパワーポイントに慣れてもらうために、みんなでブルトンの詩「壊れないハイタカ」のフランス語原文を朗読して、その音声をパワーポイントに吹き込む練習をしました。その結果できたのが次の動画です。  みなさん初めてなのに頑張りました! また少しずつできることを増やしていきましょう!!