田口ゼミ:卒論発表など
田口卓臣教員のゼミでは、「私」とは何か、について、これまで多角的にアプローチしてきました。 西洋美術における「自画像」の名作、「私語り」の詩、「自分らしさ」に関する哲学的考察、「私」の記憶をめぐるマンガの古典・・・ 今回はそのテーマをいったん離れて、4年生の卒論発表。 今年度は合計8人が卒論に挑戦します。 テーマは、 フランス語圏の「植民地文学」 フランス文学・思想における「個」と「意志」 全仏テニスの文化的位置づけ ガストン・バシュラールの「詩的想像力」 フランスと日本のファッションの比較文化史 などなど… レジュメも、発表も、質疑応答も、緊張感がありました! 合間には、希望者でフランス映画を見に行く企画についても、検討。 果たして、企画実現なるか?? 今後は、グループごとに、フランスのバンドデシネ作品のシーン分析や、フランス文学・思想の古典から抜粋した名シーンを検証していきます。 すべてが、「私とは何か?」というテーマと関わっています。