田口ゼミ:2024年度OBトーク、最終回までの授業の流れ(追記:オープンキャンパスで述べたこと)
やっと夏休みに入ろうとしていますね・・・
田口卓臣教員のゼミでは、授業最終回に、ゼミ卒業生をお招きして、OB・OGトークを開催。
最前列で、しゃがんでいるのが、OB・OGのみなさん5名。
多忙な中、時間を作ってくれたOBの皆さん、ありがとうございました!
トーク終了後は、高幡不動で懇親会へ。
懇親会には、夜遅くまでの残業の後で、駆けつけてくれた卒業生もいました。ありがとうございます!
単なる「就活ノウハウ」を超えて、「どのように生きていくのか?」「どのような働き方を求めるのか」ということを、ともに楽しく考えることのできた貴重な時間でした。
トークの詳細やねらいは、中大文学部HPでご覧ください。
フランス語文学文化専攻教授 田口卓臣のゼミにおいて、OB・OGトークを開催しました | 中央大学 (chuo-u.ac.jp)* * *
これまでのゼミの流れについても、簡単に振り返っておきます。
ルナールの小説『にんじん』は有名です。しかし、そのシナリオ・バージョンは、まったく知られていません。
翻訳もゼロ。
そのシナリオを、3回にわたって読み解きながら、テーマや家族関係、近隣との人間関係を考察。
詳細な人物相関図をかきこみながら、読解を深めていきます。
どうも別のキャラも生まれている気がしますが、まあ楽しくやれたので、よかったよかった!
さらに、全3回分のテクスト読解で分かった「家族関係」「人物関係」をもとに、自分たちだけの『にんじん』シナリオ(ワンシーン)を書いてみることに。
シナリオ制作に向けて、次々に斬新なアイディアが出てきます。
以下ができあがったシナリオの抜粋。よく読んでいくと、かなりの怪作ですね・・・
まず、殺人事件が発生した、というシナリオーー。
などなど、、、
今年度・前期は、フランス語の細かい読解を深掘りするかたわら、遊びや自由創作を盛り込んでみました。
ゼミ生のみなさんがきちんと趣旨を理解した上で、自由にアイディアを展開してくれたおかげで、教員にとってたいへん楽しい時間となりました。
前期のあいだ、おつかれさまでした!
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★8月3日追記
オープンキャンパスにお越しの皆さん、この猛暑の中、本当にありがとうございます。
念のため、模擬授業の冒頭で述べたことをくりかえします。
・「中央大学文学部生の就職率は低い」というイメージは、事実とまったく異なります。
ここ数年のデータは、以下で閲覧できます。学部ごとの比較も可能です。
進路・就職データ | 中央大学 (chuo-u.ac.jp)
(注=「進学者」とは、大学院で研究を続ける人のこと、「受験準備者」とは、教員免許試験や公務員試験等の受験準備をしている人のことです。)
フランス語文学文化専攻教授 田口卓臣のゼミにおいて、OB・OGトークを開催しました | 中央大学 (chuo-u.ac.jp)
お読みになった方は、いわゆる「就活ノウハウ」などよりも、学生時代にどれだけじっくりと学んだか、どれだけ自分の興味を広げたのか、どれだけ自分の頭で考えたかが、重要である、と分かるはずです。
★前期授業の流れ
田口ゼミ:卒論発表会と振り返り、これまでの流れ (chuo-bun-futsubun-gobun.blogspot.com)
田口ゼミ:懇親会+この間のゼミの流れ (chuo-bun-futsubun-gobun.blogspot.com)
田口ゼミ:第1回アイスブレイク (chuo-bun-futsubun-gobun.blogspot.com)
★2024年度ゼミの内容
田口ゼミ:2024年度のゼミ内容 (chuo-bun-futsubun-gobun.blogspot.com)
★2023年度のOBトーク
★2025年度のOBトーク
★追伸
今年度は「学部の特色ある教育」予算のおかげで、たくさんのOB・OGを招待することができました。
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