前之園ゼミ:原典講読
ある時代に特有な社会的傾向を表す目印を 、アンドレ・ブルトンは「時の黄金」や「時代の徴候」と呼んでいます。そしてこれはおそらくは、彼が40年代に提唱する「新しい神話」へとつながる視点です。
今期のゼミでは「社会記号」や「インサイト」といったマーケティング用語を補助線として、ブルトンのまなざしで現代社会をとらえ直す試みを行っています。
ゼミの一部として、ブルトンがこれらの内容について語っている文章をフランス語で読む「原典講読」の動画を、先週・今週の2回に分けて配信しました。
ブルトンの文章のように、ひとつの文が長く構文が複雑な場合、日本語を経由せずに原文を直接読んだ方が、理解しやすいことがあります。ブルトンが文字に残した「生の声」を聞いてみませんか?
コメント
コメントを投稿