前之園ゼミ:新たな挑戦とゼミ見学者

 こんにちは、前之園です。田口先生に触発されて、私のゼミでも「ワールドカフェ」方式のディスカッションを取り入れてみました。

 ゼミ生には夏休みの課題として「論文紹介動画」を作成してもらいまいした。フランス文学作品をひとつ選んでその作品について書かれた学術論文を読み、コメントをするというものです。後期の授業では、その動画を全体で視聴してグループディスカッションをするのですが、そこに「ワールドカフェ」方式を以下のようにアレンジして採用したのです。

  1. 机を移動して5~6名が車座に座れる「島」を4つ作る。
  2. 各「島」に事前に指定してあったコメント担当者を1名ずつ配置し、他のゼミ生は空席にランダムに座る。
  3. 意見を述べあいながら机の上に広げた紙にその意見をどんどん書き込んでいく。
  4. 10分ほど経ったらコメント担当者以外が「旅人」となり他のテーブルにばらばらに移動。
  5. コメント担当者は自分のテーブルでどのような話題があったかを紹介。
  6. 「旅人」は自分のテーブルでの話題を新しいテーブルに紹介。
  7. 10分ほどたったら「旅人」は元の机(=実家)に戻って、他のテーブルの話題を紹介。ディスカッションを通して各自が頭を整理する。

 ⇒ 授業後に指定の掲示板にコメントを書く。

 この方式であれば、ミツバチがあちこちの花から蜜を集め巣に持ち帰るように、教室全体のアイデアが各「島」でじんわりと共有できます。うまいことできていますね。

 当日見学に来ていた2年生にもディスカッションにとびいり参加してもらいました。予想以上に盛り上がったので、写真をみても誰が見学者か分かりませんね(笑)。


 また、こちらは少し前になりますが、夏休みフランス文化体験報告も引き続き行いました。皆さんの視点が面白いので、いくつかご紹介します。

・「フランスの学校給食」

 ・「Picard と Bio C’bon」

 授業時間での口頭発表の記録なので、聞きにくいかもしれません。
 以下の動画は中大生限定公開となります。中央大学全学メールアカウントにログインしてご覧ください。
・「印刷美術館②」https://youtu.be/BErNz6kHGWM

 



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