田口授業:身体の知

 今年度、田口卓臣教員は、学びのパスポートプログラムにおいて、「身体の知」という授業を開講しています。

 YMOのミュージック・ヴィデオ、日仏米の映画のワンシーン、哲学的エッセー、社会学の古典テクスト、文芸評論などなど、各種素材で描かれたり論じられたりしてきた「身体」に注目し、受講生でディスカッション中です。

 合間には、自分たちの身体を不自由にした状態で、ひとつのもの(紙コップの城)を共同作業で作り上げる、というワークショップも開催しました。

 目隠しされた状態、耳が聞こえない状態、木の枝や割りばしでしかつかめない状態、椅子に座ったままの状態、身振り手振りでしかメッセージできない状態、軍手とビニル手袋で手を覆った状態などなど、様々な「身体の不自由」を経験しながら、その状態を言語化して振り返る授業でした。

 以下はワークショップの様子。教室の外でびっくりして見ている人もいましたが、きわめて真面目な授業です。


 









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