前之園ゼミ:2025年度のゼミ内容
前之園 望(まえのその・のぞむ)
授業内容:
本ゼミの履修生には、授業の前後及び授業時間中に、グループワークを含む多くの課題に取り組んでもらいます。ゼミへの参加を重視しますので、特別な事情なく半期につき5回以上欠席された方は成績評価の対象とはなりません。また、欠席は事前連絡を原則とします。
2025年度前期は、アンドレ・ブルトンの『狂気の愛』(1937)を扱います。本作品は全部で7章からなりますが、2025年度は第3章を中心に精読します。第7章を除く、第1章から第6章までは、もともとは単独記事として雑誌に発表された文章ですが、一冊の本としてまとめられると、一貫したテーマのようなものが浮かび上がってきます。履修生は、授業が始まるまでに本書を通読して、全体の流れを把握しておいてください。グループディスカッションと発表を通して、考えを深めてもらいます。その一方で、学術論文の探し方・読み方・書き方、パワーポイントによる資料(動画)作成方法の基本も紹介します。
夏休み中には、任意のフランス文学作品の研究論文を紹介する「論文紹介動画」、フランス文学作品の楽しみ方を紹介する「フランス文学作品紹介動画」を作成してもらいます。〈ネタ集め〉として、今のうちからフランス文学作品を読んでおいてください。また、夏休みに日本国内でできるフランス文化(につながるような)体験をしてもらい、その概要を後期に発表してもらいます。
後期は、夏休みフランス文化体験報告会、卒論・卒研中間発表会などを行ってから、夏休みに提出してもらった「論文紹介動画」に関するグループディスカッションを行います。授業準備として、動画で紹介されている論文を毎回2本程度読むことが必要になります。
成績は、授業への参加度とレポート内容に基づいて評価を行います。ゼミへの参加度が低い場合は、単位は出ません。
・「前之園ゼミ:夏休みフランス文化体験報告会」(2024年10月30日)
本ゼミは以下のような方を歓迎します。ディスカッションなどのグループワークに積極的に参加できる方。じっくりと考えることが好きな方。好奇心旺盛な方。どんなことでも自分なりに楽しむ方法を見つけられる方。知らなかったことを知るのが好きな方。
反対に、以下のような方には本ゼミをお勧めしません。グループワークに参加することが面倒な方。コスパ重視で単位だけが欲しい方。過程ではなく結論だけを教えて欲しい方。すぐに役立つことだけが知りたい方。上記授業内容に全く興味が持てない方。
主な指導分野:私の専門はアンドレ・ブルトンの詩学です。19世紀以降のフランス詩、20世紀前半にフランスで展開された前衛運動諸派の文芸作品について指導が可能ですが、その他のテーマについても相談に応じます。卒業論文を執筆する学生を歓迎します。
使用教科書:アンドレ・ブルトン『狂気の愛』海老坂武訳、光文社古典新訳文庫、2008年(※版元品切れのようです)。必要な資料は適宜manaba等で公開します。
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