前之園ゼミ:2024年度のゼミ内容
★ 2024 年度より、翻訳を提出しても「卒業論文」( 8 単位)としては認められません! 前之園 望 (まえのその・のぞむ) 授業内容: 本ゼミの履修生には、授業の前後及び授業時間中に、グループワークを含む多くの課題に取り組んでもらいます。ゼミへの参加を重視しますので、特別な事情なく半期につき 5 回以上欠席された方は成績評価の対象とはなりません。また、欠席は事前連絡を原則とします。 2024 年度前期は、アンドレ・ブルトンの『狂気の愛』( 1937 )を扱います。本作品は全部で 7 章からなりますが、 2024 年度は第 1 章を中心に精読します。第 7 章を除く、第 1 章から第 6 章までは、もともとは単独記事として雑誌に発表された文章ですが、一冊の本としてまとめられると、一貫したテーマのようなものが浮かび上がってきます。履修生は、授業が始まるまでに本書を通読して、全体の流れを把握しておいてください。グループディスカッションと発表を通して、考えを深めてもらいます。その一方で、学術論文の探し方・読み方・書き方、パワーポイントによる資料(動画)作成方法の基本も紹介します。 夏休み中には、任意のフランス文学作品の研究論文を紹介する「論文紹介動画」、フランス文学作品の楽しみ方を紹介する「フランス文学作品紹介動画」を作成してもらいます。〈ネタ集め〉として、今のうちからフランス文学作品を読んでおいてください。また、夏休みに日本国内でできるフランス文化(につながるような)体験をしてもらい、その概要を後期に発表してもらいます。 後期は、夏休みフランス文化体験報告会、卒論・卒研中間発表会などを行ってから、夏休みに提出してもらった「論文紹介動画」に関するグループディスカッションを行います。授業準備として、動画で紹介されている論文を毎回 2 本程度読むことが必要になります。 成績は、授業への参加度とレポート内容に基づいて評価を行います。 ゼミへの参加度が低い場合は、単位は出ません。 上記内容に関連する記事を語文コースブログに公開していますのでご覧ください。 ・「 前之園ゼミ:夏休みフランス文化体験報告会 」( 2023 年 10 月 12 日) ・「 前之園ゼミ:フランス文学作品紹介動...