田口ゼミ:2025年度のゼミ内容

 田口 卓臣(たぐち・たくみ) 

授業内容:  

このゼミは、「完全グループワーク制」です。前期は毎回グループを変えつつ、後期は3回の大きな発表会(うち1回は卒論発表会)に向けて、様々な人たちと共同作業をしていきます。教員が正解を押し付けることはありません。

ゼミ生は毎回、「アウトプット」をおこないます。いろんな人と一緒に、同じ題材を読み、話し合い、成果物を作り、人前で発表します。毎回の作業報告、レポート、計画書の進め方について、自分たちで「体験」し、自分たちで「発見」していきます。

このゼミでは、「自由創作」を取り入れています。作品の人物関係やイメージをもとに、グループで創作画や創作シナリオ、原作の続篇などを作ってみます。これは、柔軟な「発想」を生み出す練習となります。この楽しさを体験すれば、翻訳やレポート執筆をAIに委ねることが、どれほどもったいない行為か、おのずと実感できるはずです。

このゼミでは、ゼミ出身のOBOGとの「つながり」を大切にしています。毎年、OBOGを招き、「仕事」「就活」「卒論」について考えます。OBOGは、後輩の気持ちを理解しながら、アドヴァイスをくれる心強い先輩たちです。このゼミに入ったら、<皆さん自身も>、そのようなOBOGになってください。

 

内容紹介

毎年1つのテーマを設定し、フランスの文学、映画、マンガ、音楽などを考察しています。これまで扱ったテーマは、「幸福」「世間」「「私」とは何か?」「心と身体」「家族」などです。2025年度のテーマは、「食」「食文化」(もう少し精確にいうと、「食べること」の奥深さ、社会的・文化的・哲学的な意味)です。現在、ゼミには、4年生13人(うち2名は2025年度卒予定)、3年生15人が所属しています。

 授業は「1グループ=4~5名」のグループに分かれ、ディスカッションを中心に進めます。毎回、各人の予習が不可欠となります。自分たちでLINEグループを作り、資料を調べ、役割分担やスケジュールを決め、授業時間外の連絡やリハーサルを重ねた上で、何度もグループ発表(全員参加)をしてもらいます。その間、ゼミ全体への報告プレゼンも経験していきます。

 このように、ゼミ生同士のやりとり、リサーチ、時間管理、相互調整などが欠かせません。周囲の人と協力するのが苦手な人は、このゼミには向いていません。しかし、意欲のある人同士がきちんと協力すれば、ゼミでの共同作業は本当に楽しい時間になります。実際、このゼミでは、内職、無断欠席、居眠りは、ゼロです。

 前期の授業期間中は毎回、「グループ」を変えていきます。「約30名」という人数規模になると、そう簡単にディスカッションが機能するわけではありません。この問題を解決するために、できるだけ多くの「知らないひと同士」(先輩・後輩同士、同級生同士)がお互いを認識し、きちんと信頼関係を築きながら、共同作業に当たれるよう、グループメンバーを頻繁に変えていく必要があるのです。このことによって、私のゼミ生は、ゼミ以外の授業でも、情報を交換したり、一緒に食事や飲み会に行ったりするようになります。すでに卒業したゼミOBOGとの交流も続いています。

 田口ゼミでは、いわゆる共同作業の他に、OBOGを招いた進路相談会ライティング・ラボの先輩によるレポート相談会ゼミ生が幹事をつとめる懇親会田口宅でのBBQパーティーを、毎年恒例イベントとして開催してきました。また、年によっては、ゼミ有志で映画鑑賞会も企画しています(ネットでは視聴できないフランス映画の鑑賞)。

 もしも、皆さんの要望が強ければ、OBOGも参加可能な「ゼミ合宿」の開催も視野に入れています。もちろん、どうするかを決め、実際に動く「主体」は、学生自身です。なぜなら、このゼミに参加する皆さんは、「提供されたコンテンツを消費するお客様」ではなく、「自分で、モノ、アイディア、情報を創り出す主体」だからです。

ゼミ全体の方針

 田口ゼミでは、教員が配布する資料は、必ず予習し、メモを取り、その上で授業に出ていただきます。そうした準備をする自信がない人は、田口ゼミには向いていません。また、manabaでの連絡や確認は必須になりますので、いつも注意してください。

 ▽4年次生:卒論

 田口ゼミで「卒業論文」(4年次)を選択する人は、フランスに関わることなら、どんなテーマを選んでも構いません。ただし、ゼミ生全員の前で、複数回の中間発表をしてもらいます。同じゼミの仲間が、どのような問題に取り組んでいるのかを知ることは、貴重な学びの場です。

 発表の準備は楽ではありませんが、「この問題に自力で取り組んでみたい!」という意欲がある人なら、有意義に過ごせるでしょう。

 ▽4年次生:卒業課題研究

 田口ゼミで「卒業課題研究」(4年次)を選択する人は、各年度に扱うテーマに基づいて書いてもらいます。例えば、2025年度に卒業課題研究に取り組むゼミ生(現3年次)は、「食」について執筆することになります。

 私のゼミでは、卒論でも卒業課題研究でも、「翻訳」の提出は認めません。その代わり、「創作課題」も受け付けています(原作の「続篇」を創作)

▽3年次生、4年次生全員 

 田口ゼミでは、前期末と後期末に、A×2枚以上のレポートを提出してもらいます。そのレポートは、私が添削し、コメントを付した上で、全員に返却します。その返却レポートを確認し、次回のレポート執筆や、卒論執筆などに生かしてください。

 レポート添削の実例は、このページの一番下に画像を貼り付けてあります。参考にしてください。

 何度も添削を経験することで、卒論+卒課の頃には、とてもよい文章が書けるようになっています。

 レポートを書く経験は、大学後の人生において、決定的に重要です不器用でもいいから、とにかく自分の頭で考えて、文章を書く、という「体験」を重ねることが、どんな仕事をするにせよ、必ず役に立つのです。

 念のため申し上げておきますが、翻訳をアプリ任せにしたり、レポート執筆をAI任せにしたりして何の疑問も感じない人は、このゼミには向いていません。


ゼミ見学+問い合わせ(11月30日追記)

20241120日(水)、1127日(水)の5限に、ゼミ見学会を開催しました。見学や問い合わせをくれた人は、合計で14名でした。


★ゼミの雰囲気

手短に雰囲気が分かる動画(140秒)

https://www.youtube.com/watch?v=knwBLPfN-qk

以下のページで、写真や内容なども確認してみてください。

田口ゼミ:お手本レポートのグループ分析 (chuo-bun-futsubun-gobun.blogspot.com)

田口ゼミ:OBトーク、最終回までの授業の流れ(追記:オープンキャンパスで述べたこと) (chuo-bun-futsubun-gobun.blogspot.com)

 

レポート添削の実例。





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