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田口ゼミ:2024年度卒業式

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 今年もまた1年の終わりが来て、卒業式!   ゼミ卒業生の、全体写真はこちらです。  この学年の皆さんにも、色々なことを助けてもらいました。  留学等の説明会や、複数の学部イベント、さらには、様々な飲み会やパーティーにおける細やかな協力など、、、、挙げていくと切りがなくなってしまいます。  グループ分けに関する非常に具体的な提案は、来年度以降、ぜひ生かしたいと思っています。  卒論執筆における今年度特有のプロセスも、思い出していく、感慨深いものがあります。みなさん、本当によくがんばりました!  2年間ありがとう!   今後もOB・OGとして、ぜひよろしくお願いします!

学谷ゼミ:卒論タイトル一覧

 学谷亮先生のゼミに提出された卒論のリストです。 ■2024年度題目 フランスにおけるチョコレート生産の歴史 ―カカオの変身― アメリカ映画の草創期におけるジョルジュ・メリエス の影響 ―撮影技法の観点から

前之園ゼミ:卒論タイトル一覧

 前之園先生のゼミで提出された卒論タイトルの一覧です。 ■2024年度題目 フランスの給食はガストロミー精神を反映している フランスの新聞から⾒る メディアの影響⼒について なぜフランスにおいて日本のアニメは人気になったのか ~戦略と偶然~ 日本とフランスの動物観――動物愛護後進国の日本はフランスから何を学ぶべきか 現実を映し出す幻想表現――『うたかたの⽇々』における幻想表現 パリオリンピックと環境問題――フランスの持続可能な社会に向けて 教育大国フランスの後進性――教育における正解とはなにか ⼥性監督が彩るフランス映画――初期と現代の⼥性監督たち 『 悲しみこんにちは 』におけるセシルの孤独 シャンソン『愛の讃歌』における原詩と訳詩の比較 アンドレ・ブルトンの「私とは誰か?」と「痙攣的な美」の関係性  ■2023年度題目 なんか論ーーシュルレアリスムで捉える自分 香りは自伝的記憶をたどるーー「香り」の可能性 フランスのヒップホップアーティストたちが描く社会の断面ーーフランス語ラップの影響と広がり フランスと日本のスポーツ振興政策ーースポーツ大国と呼ばれる 理由 スペクタクルの魅⼒ーー未熟な演者に機能はあるか ジダンの成功の要因ーーボールの魔法使いの物語 フランス文学とバレエーー『眠れる森の美女』 思考の器としての言語ーーフランス語と日本語の特性を通して メイクに対する意識における日仏比較研究 ペロー童話から読み解く生きる知恵ーー現代社会にも役立つ教訓 日本国内における起業率向上への検討―手間・教育・不安― ■2022年度題目 ミシェル・ド・セルトー『ルーダンの憑依』ーー魔女裁判の演劇性と宗教の道具化 フランスのカトリックと性 フランス人らしさは、フランス流育児から生まれるーーフランス流の育児による社会的自立と現代女性の社会進出による制度の構築、および、日本との比較- 多民族国家フランスとサッカー 日本のサブカルチャーとフランスでの浸透 ダフト・パンクからみるハウスミュージックの魅力 ~人は何故クラブで踊り続けるのか~ ■2021年度題目 フランス菓子と日本における洋菓子で重視される点 自伝の魅力とはーールソーの『告白』分析を通じて シャネルのモノづくりの継承 移民とフランス国民性 ~移民から考えるフランスの平等~ サッカーフランス代表から見る移民...

田口ゼミ:卒論タイトル一覧

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田口卓臣教員のゼミで提出された卒論タイトルのリストです。 ・「優秀論文」には、★印をつけました。現物は、仏文共同研究室で閲覧できます。 ・田口ゼミでは、「卒業課題研究」に関しても、翻訳提出を認めていません。 ■2024年度題目 米日仏ディズニー比較 ――その歴史的背景、および、パーク内の特色観察(★優秀論文) ジャン・ジャック・ルソーの国家思想と教育思想 ――ルソー的国家を成立させる人間の形成 モーパッサンの描く女性たちから学べること ココ・シャネルを通して考える、 フランス人女性像と今後の課題 フランス教育の歴史と理念 ――多⽂化共⽣社会への変遷と課題 「個人の権利の尊重」を主軸に置いた日本とフランスの学校教育におけるいじめ対応の比較 ■2023年度題目 独仏ペット先進国から学ぶ、 殺処分ゼロを目指す日本の未来(★優秀論文) アルベール・カミュにおける「不条理」と「抗い」 モースの『贈与論』からみた「与える」行為に伴う義務とそのいびつさ フランスの結婚制度の変遷には、何が影響を与えていたのか ⼥性の社会進出とファッションの関係 スポーツと人種差別 ■2022年度題目 フランス語圏アフリカ文学の社会的役割  ―― 「抗い」の文学としての機能(★優秀論文) 『悲しみよこんにちは』におけるセシルの葛藤と愛の存在(★優秀論文) ガストン・バシュラールの思想体系  ―― その方法論に見られる相補的な関係 マルキ・ド・サドにおける「我慢しないこと」と「幸せ」の関係性 ファッション観はどのように生まれ育つのか――日仏比較を通じて 教育は芸術のために何ができるのか  ―― 日仏における芸術と教育の関係性 ■2021年度題目 ジュール・ミシュレの歴史叙述とそのスタイル  ―― 『フランス革命史』における「フランス」の人格化と革命空間へのいざない(★★超・優秀論文) 美的感覚創出に関する一考察  ―― フランスと日本の「庭園」の在り方を事例として フランスと日本における「造園技師」の育成モデルの比較と考察 ■2020年度題目 宝塚歌劇団が演劇作品に与える影響(★優秀論文) 『星の王子さま』と著者サン=テグジュペリの人生 フランスにおける日本サブカルチャーの受容とメディアミックス作品の海外進出に見られる課題 フランスと日本におけるテーブルマナーの差異 ■田口...

フェリエゼミ:卒論タイトル一覧

  フェリエ先生のゼミで提出された卒論一覧です。 *フェリエ先生のゼミでは、卒論はすべてフランス語です。「フランス語で書きたい!」というチャレンジングな学生が徐々に増えていますね。 ■2024年度題目 Influences de la culture pop japonaise en France L’HISTOIRE DE LA MODE EN FRANCE Considérer l’environnement des enfants, y compris l’éducation scolaire, une comparaison entre le Japon et la France Comparaison des politiques d ’ immigration japonaise et française et de leur impact social Les influences de l’esclavage sur la musique  ■2023年度題目 L'état de l'agroenvironnement au Japon par la transformation agroécologique de la France Les différences entre la France et le Japon « Les choses que j’ai trouvées à Paris » ■2022年度題目 La consommation culturelle du Japon en France - Popularité des mangas et animés japonais ■2021年度題目 Une comparaison entre la vie étudiante française et la vie étudiante japonaise Comparaison entre les formes de couple en France et au Japon ■2020年度題目 LA PIÈCE MONTÉE EN FRANCE ET AU JAPON Pourquoi ne peut-on pas voir de pièce montée au Japon ? La relation entre l...

小野ゼミ:卒論タイトル一覧

小野潮先生のゼミで提出された卒業論文の一覧です。 (付記=小野潮先生は、2025年度をもってご退職予定です。) ■2024年度題目 ロマン・ロランの描くロベスピエール像の分析 日本語とフランス語が両方とも母国語の人が日本人にフランス語を教えるためには Les Parapluies de Cherbourg からみる結婚観 『最強のふたり』に⾒るフランス社会の⽂化的背景と⼼理的アプローチ 日本サッカーとフランスサッカーのジュニア世代と A 代表の差 ~日本サッカーのレベル底上げのために~ フランス語圏のヒップホップ、ラップにおけるナポレオンの解釈 19 世紀初頭の⾳楽に対するナポレオンの影響 フランスアニメーション映画「やぶにらみの暴君」が与えたジブリへの影響について ■2023年度題目 少子化対策の課題と行方ーーフランスの事例を踏まえて 既存住宅市場の活性化と空き家活用 フランス演劇における娼婦が⽰すものーー娼婦が登場することの意義の考察 なぜフランス料理にワインが欠かせないのか ―フランスの歴史から辿るワインと食文化の繋がり― 『赤と黒』における ジュリアン・ソレルの悲劇的な運命 サッカー⽇本代表W杯優勝へ ―フランスサッカーから学ぶ⽇本サッカーの明るい未来― ■2022年度題目 フランスの移民の現状 フランスと比較した上での日本の 食料自給率低迷における考察 記憶の承認がもたらすもの ‐フランスとアルジェリアの記憶の研究から‐ 金銭と貴族社会についてバルザックはどう考えているか 『サンソン回想録』における言語ニ ュアンス及び翻訳の違い ブルターニュ地方の信仰と民話 ■2021年度題目 ココ・シャネルとフランス(パリ)のモード産業 フランスと日本のファッション文化比較及びファッション業界が抱える課題 『居酒屋 』からみる貧困と酒と暴力 『嘔吐』におけるイメージについて ■2020年度題目 ツール・ド・フランスから日本の自転車ロードレース発展へ 『ペスト』不条理を生きる者たち 日本とフランスにおける都市景観の比較 国際人スタンダールから見た革命期のフランス フランスと日本の乳製品の現状把握 シャトーブリアン ブゥオナパルテとブルボン家 安倍政権の経済外交 自由貿易の旗手になるまで ―TPPと日欧EPAを基に― 『赤と黒』における主人公の人物像およびスタンダールの恋愛...

田口ゼミ:後期・最大の発表会までの流れ

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 またしても、更新が滞ってしまいました…  田口卓臣教員のゼミでは、後期・第1発表会以降、次のように進んできました。 ・卒論発表×2回 ・4年次生(内定者)に「就活」の話を聴く会×1回 ・卒業課題研究の近況報告×1回 ・各卒論の「添削」 ⇒添削は、原則として、卒論のみです ・2年次生のゼミ見学会×2回 ・第2発表会の準備 ⇒今ココ(数回分) *  *  *  *  *  * 以下、第2発表会の作業風景です。 シュペルヴィエル『人さらい』についてまとめるグループ。 映画『恐るべき子供たち』を論じるために、あるシーンの確認作業。 たくさんのメモをもとに、モーパッサンの短篇を考察するグループ。 映画『1640日の家族』が描いた「里親制度」について検証するグループ。 映画『枯葉』について、デザイン・センスあふれるパワポを整備中。 (シャンソンも論じる予定とのこと!) *  *  *  *  *  *  * 第2発表会は、 ・グループ全員でパワポをつくる ・規定の時間内に、全員、きちんと発話する ・自分たちで、役割分担から、スケジュールまで管理する ・リハーサルを経て、本番へ という多くの「縛り」があります。 次回は他グループとの意見交換。 このため、どのグループも、中大の共有ドライブを使いながら、1週間かけて(ゼミ時間外も)作業を進めていきます! BON COURAGE! 4年次生は、同時進行で、卒論+卒業課題も、ラストスパート。この時期、田口ゼミの4年次生はけっこう、マックスで大変です。(でも、皆さん、本当によくがんばってます!) そういえば、フランスのディズニーランドを現地調査してきた卒論生からは、お土産(パリのチョコ)をいただきました。 その気持ちがとてもありがたいです(MERCI BEAUCOUP!!) ★追伸★ ゼミ見学会に来てくれた皆さん、ありがとうございました! (たまには、全員でポーズをとって、カシャッ! ただ、、、左端のほうが、切れてしまいました・・・ すいません!!) ★第1発表会の模様はこちら★ 田口ゼミ:第1発表会が無事終了! 田口ゼミ:OBトーク、最終回までの授業の流れ(追記:オープンキャンパスで述べたこと)

学谷ゼミ:2025年度ゼミの内容

  学谷 亮 (がくたに・りょう) 授業内容  このゼミで研究対象とするのは、 詩を中心とするフランス近現代文学と、日仏交流史・日仏比較文学に関するフランス語テクスト です。隔年で、韻文作品と散文作品を交互に取り上げます。 2025 年度は散文を扱い、 ポール・クローデル『朝日の中の黒鳥』( 1927 ) を読書会形式で講読します。これはクローデルが日本滞在中( 1921-1927 )に体験・見聞したことを素材とする文章を集めた著作で、日本文化を題材としていますので、我々にとっては一見とっつきやすく見えるかもしれません。しかし、クローデルの日本文化理解は独特です。そこに描かれているのは、あくまでも第三共和制期のフランス人の目に映った日本であるという事実を忘れてはならず、彼が前提としていた様々な「知」(例えば、キリスト教カトリック、西洋哲学・思想、フランス象徴主義など)のフィルターを考慮して読まねばなりません。とはいえ、そうした点の解説は教師である私の仕事であり、皆さんには何よりもまず フランス語の原文を虚心に読む ことを求めます。一言一句にこだわって、徹底的に「精読」しなければ見えてこない世界があるはずです。幸い、日本語訳もありますから、それらを批判的に検討しながら読み進めていくことになるでしょう。なお「読書会形式」とは、 担当者が決められた範囲について訳文を準備して内容を解説し、それを全員で検討して自由に意見を出しながら読んでいく 方式です。語学的にも内容的にも、簡単に読めるテクストではありませんから、「正解」を述べることにこだわる必要はありません。 参加者全員が、毎回最低 1 回は何らかの発言をし、読解に貢献すること が求められます。  また、前期授業の約 3 分の 2 を使って、 フランス文学・文化研究に不可欠な技術(特に学術論文の執筆法)の手ほどき を行います。これは、卒業論文を執筆される方はもちろん、卒業課題研究を選ばれる方にも必ず役立つはずです。教科書として、佐々木健一『論文ゼミナール』(東京大学出版会、 2014 年)を使用します。この教科書を全員で輪読して内容を理解すると同時に、そこで紹介されている技術・技法を習得するための練習も取り入れていきます。  なお私は、皆さんの人格と自主性を最大限に尊重して指導にあたることを信条とし...

前之園ゼミ:2025年度のゼミ内容

  前之園 望 (まえのその・のぞむ) 授業内容:  本ゼミの履修生には、授業の前後及び授業時間中に、グループワークを含む多くの課題に取り組んでもらいます。ゼミへの参加を重視しますので、特別な事情なく半期につき 5 回以上欠席された方は成績評価の対象とはなりません。また、欠席は事前連絡を原則とします。 2025 年度前期は、アンドレ・ブルトンの『狂気の愛』( 1937 )を扱います。本作品は全部で 7 章からなりますが、 2025 年度は第 3 章を中心に精読します。第 7 章を除く、第 1 章から第 6 章までは、もともとは単独記事として雑誌に発表された文章ですが、一冊の本としてまとめられると、一貫したテーマのようなものが浮かび上がってきます。履修生は、授業が始まるまでに本書を通読して、全体の流れを把握しておいてください。グループディスカッションと発表を通して、考えを深めてもらいます。その一方で、学術論文の探し方・読み方・書き方、パワーポイントによる資料(動画)作成方法の基本も紹介します。 夏休み中には、任意のフランス文学作品の研究論文を紹介する「論文紹介動画」、フランス文学作品の楽しみ方を紹介する「フランス文学作品紹介動画」を作成してもらいます。〈ネタ集め〉として、今のうちからフランス文学作品を読んでおいてください。また、夏休みに日本国内でできるフランス文化(につながるような)体験をしてもらい、その概要を後期に発表してもらいます。 後期は、夏休みフランス文化体験報告会、卒論・卒研中間発表会などを行ってから、夏休みに提出してもらった「論文紹介動画」に関するグループディスカッションを行います。授業準備として、動画で紹介されている論文を毎回 2 本程度読むことが必要になります。 成績は、授業への参加度とレポート内容に基づいて評価を行います。 ゼミへの参加度が低い場合は、単位は出ません。 上記内容に関連する記事を語文コースブログに公開していますのでご覧ください。 ・「 前之園ゼミ:夏休みフランス文化体験報告会 」( 2024 年 10 月 30 日)   本ゼミは以下のような方を歓迎します。ディスカッションなどのグ...

田口ゼミ:2025年度のゼミ内容

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  田口 卓臣 (たぐち・たくみ)   授業内容 :    ★ このゼミは、「 完全グループワーク制 」です。前期は毎回グループを変えつつ、後期は 3 回の大きな発表会(うち1回は卒論発表会)に向けて、様々な人たちと共同作業をしていきます。教員が正解を押し付けることはありません。 ★ ゼミ生は毎回、「 アウトプット 」をおこないます。いろんな人と一緒に、同じ題材を読み、話し合い、成果物を作り、人前で発表します。毎回の作業報告、レポート、計画書の進め方について、 自分たちで「体験」し、自分たちで「発見 」していきます。 ★ このゼミでは、「 自由創作 」を取り入れています。作品の人物関係やイメージをもとに、グループで創作画や創作シナリオ、原作の続篇などを作ってみます。これは、柔軟な「発想」を生み出す練習となります。この楽しさを体験すれば、翻訳やレポート執筆をAIに委ねることが、どれほどもったいない行為か、おのずと実感できるはずです。 ★ このゼミでは、 ゼミ出身の OB ・ OG との「つながり」 を大切にしています。毎年、 OB ・ OG を招き、「仕事」「就活」「卒論」について考えます。 OB ・ OG は、後輩の気持ちを理解しながら、アドヴァイスをくれる心強い先輩たちです 。このゼミに入ったら、<皆さん自身も>、そのような OB ・ OG になってください。   ▽ 内容紹介 毎年1つのテーマを設定し、フランスの文学、映画、マンガ、音楽などを考察しています。これまで扱ったテーマは、「幸福」「世間」「「私」とは何か?」「心と身体」「家族」などです。 2025 年度のテーマは、「食」「食文化」(もう少し精確にいうと、「食べること」の奥深さ、社会的・文化的・哲学的な意味)です 。現在、ゼミには、 4 年生 13 人(うち 2 名は 2025 年度卒予定)、 3 年生 15 人が所属しています。  授業は「1グループ= 4 ~5名」のグループに分かれ、ディスカッションを中心に進めます。毎回、各人の予習が不可欠となります。自分たちで LINE グループを作り、資料を調べ、役割分担やスケジュールを決め、授業時間外の連絡やリハーサルを重ねた上で、何度もグループ発表(全員参加)をしてもらいます。その間、ゼ...