田口ゼミ:卒論タイトル一覧

田口卓臣教員のゼミで提出された卒論タイトルのリストです。

(*田口ゼミでは、「卒業課題研究」に関しても、翻訳提出を認めていません。)


■2024年度題目

米日仏ディズニー比較 ――その歴史的背景、および、パーク内の特色観察(★優秀論文)

ジャン・ジャック・ルソーの国家思想と教育思想 ――ルソー的国家を成立させる人間の形成

モーパッサンの描く女性たちから学べること

ココ・シャネルを通して考える、 フランス人女性像と今後の課題

フランス教育の歴史と理念 ――多⽂化共⽣社会への変遷と課題

「個人の権利の尊重」を主軸に置いた日本とフランスの学校教育におけるいじめ対応の比較


■2023年度題目

独仏ペット先進国から学ぶ、 殺処分ゼロを目指す日本の未来(★優秀論文)

アルベール・カミュにおける「不条理」と「抗い」

モースの『贈与論』からみた「与える」行為に伴う義務とそのいびつさ

フランスの結婚制度の変遷には、何が影響を与えていたのか

⼥性の社会進出とファッションの関係

スポーツと人種差別


■2022年度題目

フランス語圏アフリカ文学の社会的役割 ――「抗い」の文学としての機能(★優秀論文)

『悲しみよこんにちは』におけるセシルの葛藤と愛の存在(★優秀論文)

ガストン・バシュラールの思想体系 ――その方法論に見られる相補的な関係

マルキ・ド・サドにおける「我慢しないこと」と「幸せ」の関係性

ファッション観はどのように生まれ育つのか――日仏比較を通じて

教育は芸術のために何ができるのか ――日仏における芸術と教育の関係性


■2021年度題目

ジュール・ミシュレの歴史叙述とそのスタイル ――『フランス革命史』における「フランス」の人格化と革命空間へのいざない(★★超・優秀論文)

美的感覚創出に関する一考察 ――フランスと日本の「庭園」の在り方を事例として

フランスと日本における「造園技師」の育成モデルの比較と考察


■2020年度題目

宝塚歌劇団が演劇作品に与える影響(★優秀論文)

『星の王子さま』と著者サン=テグジュペリの人生

フランスにおける日本サブカルチャーの受容とメディアミックス作品の海外進出に見られる課題

フランスと日本におけるテーブルマナーの差異



■田口ゼミには、卒論執筆に向けた3つの軸があります。
1:卒論執筆に向けた発表会
2:ゼミ全体でのグループ発表会
3:ライティング・ラボに出向き、考察を深める

もちろん、田口教員自身も、卒論の「添削指導」を行っています。下記のようなレポート添削も、その一環です。

★2024年度後期の添削例


しかし、いちばん大切なことは、上記3点の共通項を考えれば分かるように、

 自分の考えたことを、何度も、人前で説明する訓練を積むこと

です。

これは、大学を出た後も、決定的に大切なポイントです。

上記を踏まえた上で、田口ゼミに興味がある人は、以下の記事で雰囲気をつかんでください。




■閑話休題
目下、2025年度ゼミに向けて、教員サイドの勉強を再開中。年度ごとにテーマを変えるので、下準備が不可欠です。毎年このリサーチが大変です。どのテクストの、どういう部分を抜粋すれば、若者たちが楽しめるか、という点をいつも試行錯誤しています。

最近、フランスの友人から聞いた話ですが、<毎年テーマを変え、新たな参考文献リストに基づいて、授業の内容や方法を更新していくやり方>は、フランスのバカロレア教育でも実施されているとのこと。(恥ずかしながら、初めて知りました 汗)。

フランス流のやり方も含めて、色々と調査中・・・。




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