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フェリエゼミ:授業について紹介(2)

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フェリエ先生の話、つづきです。 フェリエゼミでは、フランス語で何度も発表し、互いにたくさん議論します。 最初は自信なさそうにしている人も、どんどん話せるようになる、とのこと!

フェリエゼミ:授業について紹介(1)

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フェリエ先生のゼミ紹介。 ゼミで扱っているのは、「フランス語圏」の作家たち。 カリブ海、アフリカ、ケベックなどに、とても重要なフランス語の作家たちがいます。 戸外で、人もいず、風が吹いているので、撮影のときはノーマスクにて。 風が強すぎて、聞こえにくいでしょうか? 撮影者は、自撮り棒で十分にディスタンスをとり、マスクしてます。

前之園講義:フランス語作文基礎練習

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語文コースHP でも紹介した授業の1コマ。 前之園先生の授業は、とても分かりやすく、遊び心が満載です。 フランス語作文 基礎練習 Expliquer une image

特別ワークショップ「フランス語を楽しもう!」参加者のメッセージ3・その3

 参加者のメッセージの続きです。 うれしいコメントをありがとうございます! ***** 今後の自分の活動に生かせそうな発見 これまでの生活では、相談できる人がほとんどいず、授業もオンライン主体で行なわれていたのので、ワークショップに参加する前まで「自分のことは自分でやらなければ」「フランス語=授業についていくためにやらなければならないこと」というマイナスな考え方を抱いていました。 しかし今回のワークショップで、大きく分けて以下の三点を学ぶことができました。  一つ目は、他の人の力を借りることは、必ずしも悪いことではなく、むしろ、より良いものを作るには、他者との協力が大切だ、ということです。これは、当たり前のことかもしれませんが、今まで「人の助けを借りたり、頼ったりすることは、頼られた側にとっては迷惑であり、悪いことなのだ」と思い込んでいた私にとって、大きな衝撃でした。今回のワークショップでは、誰か一人がすべてを担うのではなく、シナリオ全体の大まかな流れを考える人、動画を繋げる作業をする人、先生と連絡を取る人、というように役割分担を行ないました。日本語で考えたシナリオをフランス語にする際は、まず、授業などで習った単語や文法を使って自分たちでフランス語に変換し、次に、先生方に相談し添削していただく、というかたちを取りました。これらのことを通して、自分だけではできないこと、自分だけではどうしたらよいのかわからないことは、他の人に相談したり、助けを借りたりすることによって、乗り越えることができる、と実感できました。  二つ目は、自分から積極的に行動したり、目の前のことを楽しもうとしたりすることで、自分だけでは気づけなかった、自分に対する考え方を知れる、ということです。初めのワークショップの説明を聞いている段階では、楽しみな気持ちを抱いている反面、「今まで文法や単語を覚えるだけで必死であったのに、フランス語のセリフを話して、しかも動画を撮るなんて、自分にはできないのではないか?」という不安もありました。しかし、ワークショップの参加を通して、自分にはできないと思っていたことは、あくまで「今まで(過去)の自分ができなかった」ことであり、「これから先の未来でもできないと決まっている」わけではないことに気づきました。また、その点に気づくのと同時に、自分は今まで思っ...

特別ワークショップ「フランス語を楽しもう!」参加者のメッセージ3・その2

 表題の件について、続きの部分をご紹介します。 **** 全体で予想外だったこととその解決方法 ・風が強かったため、カメラを固定しようとしても、強風で煽られて三脚が倒れてしまう、という事態が起こった。カメラを固定することは諦めて、カメラは手で持つことにした。 ・田口先生が、撮影日の当日に小道具として、「変装眼鏡」を用意してくださった。それまでは、小道具を使わない予定だったが、撮影直前にシナリオの変更を行ない、「変装眼鏡」を動画内に登場させることにした。 ・「どんな風に登場させるか」「どんな表現にするか」「自分たちが知っている単語や文法でどう表現するか」といったことを、メンバーと相談し、変装眼鏡は、Oさんの落とし物という設定(Oさんのシナリオの冒頭)にして登場させることに決めた。 ・シナリオの変更は突然私たちが決めたことだったので、先生方によるフランス語の添削は受けておらず、文法や発音に間違いがあるかもしれないが、予想外の出来事にメンバー同士で相談・協力して対処することができた。   個人的に困ったこととその解決方法 ・目で見れば、単語や文の意味がわかるのだが、いざ、発音してみようとすると、どう読むのかがわからない単語があり、視覚に頼ってフランス語を学んでいた自分の姿勢に気づいた。これを機に、目だけではなく、積極的に耳や口も使い、スムーズに発音できるようにしたり、音で聞いても瞬時に理解できるようにしたりする必要がある、と感じた。 ・三つのパートで構成されているうちの、最後のパート(Kさんのシナリオ)で、私が「 Je peux fumer ? 」というセリフを言う場面があるのだが、私は、喫煙者であるどころか、まだ成人していないため、どう対応したらよいのか悩んだ。 ・タバコは買えないけれど、このインパクトあるセリフに小道具がない、というのは少し寂しいな、と思ったため、趣味も兼ねて、駄菓子屋でココアシガレットを購入! 小道具として使うことにした。 ・私が買ったのは、通常のココアシガレットではなく、通常サイズのココアシガレットが 10 箱入った特大サイズ。これは、駄菓子屋を三軒まわって、ようやく手に入れ、これで笑いを取ろうと意気込んでいた。だが、私には笑いのセンスも、演技力もなかったため、動画だけを見ると「よくわからない人」...

特別ワークショップ「フランス語を楽しもう!」参加者のメッセージ3・その1

 参加者のメッセージ第3弾! 数回に分けて投稿します。 **** 嬉しかったこと 自分が自由に考えたシナリオを、先生のサポートを受けながら、フランス語で表現することを通して、自分の考えを表現する楽しさ・嬉しさを実感することができました。 フランス語のセリフを理解し、覚えたうえで、会話をしているようなタイミングでセリフを発すると、フランス語で自然に会話できているかのような気持ちになり(実際は、事前に決めたセリフを発しているだけなのだが)、フランス語に対する苦手意識が、少し軽減しました。このような機会は今までほとんどなかったため、新鮮な気持ちになるのと同時に、少し自信につながりました。     楽しかったこと 自分と異なる考え方、表現の仕方をもつメンバーと交流することができて、楽しかったです。私にはない面白い発想をもっているKさん、フランス語の文法や単語の意味だけでなく、発音を理解したうえでセリフを暗記していたOさんとの交流は、良い刺激になりました。また、今まであまり話したことがなかった先生方とも交流することができて、楽しかったです。 (続く)

特別ワークショップ「フランス語を楽しもう!」参加者のメッセージ2

ワークショップ「フランス語を楽しもう!」について、参加学生のメッセージ第2弾です。 箇条書きにしてくれたので、読みやすいです! ******   実際に考えた文を添削していただき、自分がフランス語で会話し、ストーリーが完成していく過程は嬉しくもありました。 楽しかったことは、3人で工夫しながら場面ごとに切り替えを考えたことです。 印象的であったのは、思っていたよりもスムーズに話せなかったことです。 そのため、3文ごとに区切るなどして、何回かに分けて、動画を撮影しました。 今までに複数人での動画撮影そのものをしたことがなかったので、フレームの納め方や、他の2人の話し方など、学びや刺激を得ることができました。そして、今後はそれを自分の勉強面でプラスにしたいと思いました。   大学以外の場所を起点としてこういうワークショップを開いてみても、面白いのではないか、と思いました。

特別ワークショップ「フランス語を楽しもう!」参加者のメッセージ1

 仏文専攻では、2021年度前期に、特別ワークショップ「フランス語を楽しもう!」を開催しました。  参加者は、仏文専攻の学生3名と少なめ。でも結果的に、濃密なワークショップとなりました。  参加してくれた皆さんのメッセージを、少しずつ紹介していきます!      ***  今回ワークショップに参加し、自分の身になる、非常に良い経験となりました。  最初にワークショップの参加者募集を見たとき、私はとてもうれしかったことを覚えています。大学に入学してからというもの、フランス語で対話する機会、クラスメイトと合う機会が非常に限られており、ほぼない、と言っても過言ではありませんでした。それは私にとって非常に辛く、勉強のモチベーションを保つことも難しく感じていました。  ワークショップでやっと、私の望んでいた機会が与えられたと思い、意気込んで参加をしました。しかし、驚くほどに参加者は少なく、私を含めた三人でした。そのことに寂しさと不安がありました。先生方もそうだったと思います。  話を聞く中で、先生方が時間を費やして私たちのために企画し、考えてくださったことが伝わってきました。私たちに真摯に向き合い、サポートをしてくださった先生方には、とても感謝しています。有難うございました。  参加者が少なかったことは、ショックでしたが、私以外の二人も、学びに対して同じ思い、志を持っており、そのような仲間に出会えたことで、このワークショップに参加した意味が大いにあった、と思います。  自分たちで今まで学んできたフランス語を活かしながら、シナリオを考え、一つのストーリーを作ることができ、非常にうれしく感じました。先生方から直接、添削していただき、正しい表現を学ぶこともできました。私はフランス語を話すことが好きなので、何より仲間とフランス語で会話することができたことが、うれしかったです。  動画撮影中は、ビデオを持った時の独特な緊張感で、セリフが飛んでしまったり、笑いがこみ上げてきてしまう瞬間が、何度かありましたが、後からビデオを見たときに、三人の和気あいあいとした様子が映っており、自分が思ってた以上に楽しんでいたことに、気づかされました。誰かが失敗してしまったとしても、決して責めず、支えあいながら、終始良い雰囲気でできたことが、とても良かったと思います。  一番苦戦したのは、セリフ...